日本は「2025年問題」で示されたように超高齢化社会を迎えつつあります。伊達地方もまさにこの課題に直面しています。
そのため、高齢者が要介護状態になっても住み慣れた伊達の地域で自分らしい暮らしを最後までおくれるように、地域が一体となって支援する仕組み(地域包括ケアシステム)が構築されてきています。
しかし、医療と介護の連携にはまだ多くの取り組むべき課題がありますし、行政との協働もさらに重要となってきています。
現在ある介護施設やサービスは多岐にわたるため、住民の方々のみならず、我々医療・介護専門職もその選択に迷うことがあります。
そのような中で、住民一人一人の自立と尊厳を支えていくために、医療・介護・住まい・介護予防・生活支援の5つの要素と自助・共助・互助・公助の4つの助を取り入れたシステムづくりが求められています。
伊達地域の住民の皆様が安心して生活できる環境づくりとその維持、医療・介護・行政が手を携えて歩んでいくための架け橋として、伊達地方在宅医療・介護連携支援センターはその役割を果たしていきたいと考えています。
関係各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。